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カテゴリ:釣行記( 3 )

#34 ロマン主義者

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 あと2週間あるけど、ぼくのヤマメシーズンは終わった。今年は(も!)尺ヤマメを釣り上げることができなかった。岩手で先週釣った写真のヤマメが今年の最大で27センチ弱。惜しいような気もするけど、ここから先の3センチといったら、ぼくの気持ちのなかでは近所の一本杉とスカイツリーくらいの差がある。そして(ここが肝腎なんだが)、この3センチの間にこそ、釣りのロマンが詰まっているんだ。だからこそ、そうやすやすと釣ってはならない。釣ったらロマンが消え失せてしまう。もちろんキミに男女間のロマンスと行き着く先の結婚なんかを比喩として持ち出す必要もないだろうけど。
カメラはD700、レンズはED14-24mm/2.8、ネットは嶌ネット
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by flybito | 2011-09-17 14:36 | 釣行記

#33 水のいのち

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 水はまるでそこにないように透明だった。山道で口にする岩清水のおいしさったら!
そんな美しい水のなかを泳いでいるイワナはといえば、水生昆虫がすくないから痩せていて、しかし本流の激流で生き延びなくてはならないから、ヒレがとてもおおきい。
 with D700 12-24/2.8G ED 2011/8 富山
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by flybito | 2011-09-05 23:23 | 釣行記

#9 初釣り

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 3月11日金曜日、会社のフライフィッシング仲間4人と誘い合って釣りに出かけた。ぼくたちが勤めている会社は3月31日が年度決算であり、かつ我々は4人とも営業系だから3月は最後の追い込みの重要な時期である。でも、我々は釣りに出かけた。ラストスパート同様、スタートダッシュも重要だからである。
 中央道の府中ICを抜けたのは朝7時過ぎ、現地で名古屋からやってきたGと合流した。
 川は吹雪いていた。我々は吹きつける雪をもろともせずに、ウエーダーを穿き、ベストを着て、ロッドを繋ぎ、リールを装着した。しかし川へ浸透して、わずか10分足らずで状況が我々に不利であることを悟った。そのまま予約していた民宿に直行するべきだった。しかし我々は釣り場でありがちな各自、勝手な行動を開始し、結果的に4人は離散していまい、チームは機能することがないままゲリラ戦へと突入した。
 岩の裏のたるみに重めのニンフを流しているときだった。ドン、と川底から猛烈な衝撃が突き上げてきて、ぼくはおもわずよろけた。地震だ、とおもったけれども、揺れるのではなく、ドン、ときたから、発破ではないかと考えをあらためた。しかしよくよく考えてみれば、雪崩のおおいこの季節に、山間で発破など仕掛けるはずもなかった。じっさいには大地震の第一波だった。しかし残念なことには、川で釣りをしているふらい人は目の前で起こっている細かな自然科学的な状況分析は得意でも、地球規模の事象にはまるで想像力がなかった。半日やって、4人でイワナが1匹釣れた。
 宿の露天風呂は地震の影響で岩底が割れていた。お湯のない湯舟は寒々しかった。身体を温めるために、酒を飲んだ。あの吹雪のなか、4人合わせて1匹という成果は、輝かしくはなかったが、恥ずべきでもなかった。飲み過ぎたのは明らかに地震のせいだった。翌朝、我々は2泊3日の予定を変更し、中央道の開通を確認してから、急遽、東京にもどった。
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by flybito | 2011-03-13 22:51 | 釣行記